浅田栄次、エスペラントでスピーチ

浅田氏のスピーチ

 浅田栄次(あさだ・えいじ、1865-1914)は、官立東京外国語学校(現在の東京外国語大学)で英語を講じていたが、1906年3月17日、高楠学長帰国歓迎・尺教授慰労会の席上、エスペラントであいさつした、との記事がある*1。これが日本初のエスペラントによるスピーチであろう。

浅田栄次氏の顕彰碑

 津野行彦氏の働きかけで、エスペランチストも浄財を寄贈して、同大学構内に浅田氏の顕彰碑ができている。碑文と碑の写真は、このページにある。また、このページには、故郷の徳山市にある記念碑も紹介されている。

*1:東京外語会会報No.96、津野行彦「浅田先生とエスペラント