『エスペラント日本語辞典』(付録より−3)

昨日に続いて、付録の5,6番目について。

「文の構成」

 文の構成を「主語+自動詞+...」といった形式で紹介しているが、その際に使われているのが、辞書本体の動詞のところにあらわれる「動詞型」(どうしけい)の記号である。例えば次のように、動詞 aparteni は後が al iu(人)であることが示されている。

(4)主語+自動詞+間接目的語
 〔例〕Ĝi apartenas al mia patro.  それは父のものです・・・動詞型

 また、複文の時制については、「相対時」「絶対時」という考えが紹介されます。

「句読法(句読点の使い方)」

 ここでは、次の11種類の句読点の使い方が例示されています。
〔.〕〔?〕〔!〕〔,〕〔:〕〔;〕〔-〕〔―〕〔" "〕〔…〕〔'〕。
 なお、〔,〕=コンマのところでは、ke の前にコンマを置くかどうかの決まりはない、どちらでもよい、ということが示されています。