果物でbero(液果、ベリー)とは?

beroがつく果物

 果物の種類にberoとつくのがある。英語のberryにあたるようだが、後ろにこの語がつくかどうかで違いがある:エス/英/和の順序で、

    • vinbero / grape / ぶどう
    • frago / strawberry / いちご

 ・・・などと思って調べだしたら、実はbero = berryの定義が「botaniko/植物学」と「kuirarto/料理」で違うということが分かってきた。

botanike/植物学では

 bero = berry は「液果(えきか)」と訳すようだ。perikarpo/果皮の水分が多く、子房と種子からなるもので、vinbero/ぶどう、oranĝo/みかん、tomato/トマトなどを含む。この分類ではfrago/いちごはtoruso/花床が発達したものだから、「液果」の意味のberoではない。

kuirarte/料理分野では

 トマトやみかんは入らない。bero = berry は 日本語には適当な用語が無いが、最近では「ベリー」で通じる、小さな実の果実である。ここではぶどうもいちごも「ベリー」の仲間である。他の仲間は:

    • frambo / raspberry / ラズベリー、西洋きいちご
    • groso / gooseberry / グースベリー、西洋すぐり
    • mirtelo / blueberry / ブルーベリー