レシピ

 (カテゴリー5は、工学・技術であるが、家政学−料理を含む:◆カテゴリー59独立)
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レシピ集

世の中には料理のレシピ/recepto を見て、その通りに作れる人と作れない人がいるらしい。私は後者である。それはともかく、エスペラントのレシピ集、料理書として、今入手できる本には、次があるようだ:

  • Johanna Shorter-Eyck, "Internacia kuirlibro" :100カ国から500のレシピ。
  • S. Uzunova, k.a., "Balkana kuirejo":バルカン半島から200のレシピ。

インターネットの世界ではとりあえず次を見つけたが、もっとあるかもしれない。

料理用語

ところでレシピに出てくる言葉遣いだが、日本語のでは「…をゆでる」のように動詞の終止形をつかうのがふつうだが、エスペラントでは"Boligu ...-on" のように命令形なのが特徴である。こころみに上記のサイトのFromaĝravioloj kun fiŝo(チーズ入りラビオリと魚)とKuko Marĵolen'(マルジョレーヌというケーキ)から、いくつか動詞を中心に書いてみる。なお、ラビオリとはまあ、ぎょうざの皮かワンタンといったもののようだ。

  • boligu akvon kun ...-o / …を入れて湯をわかす
  • poĉu la fileojn / おろした魚をゆでて煮る
  • elprenu la fileojn おろした魚を取り出す
  • densigu la saŭcon / ソースを煮詰める
  • salu / 塩をふりかける
  • pipru / 胡椒をふりかける
  • rostu la migdalojn / アーモンドを炒める
  • senhaŭtigu la avelojn / ヘーゼルナッツの皮をむく
  • verŝu la farunon / 粉をふりかける
  • apartigu la ovoblankoj disde la ovoflavoj / 卵の黄身から白身を分ける
  • miksu la moligitan buteron kun ...-o / 柔らかくしたバターに…をまぜる
  • lasu malvarmiĝi antaŭ ol tranĉi / 切る前に冷やす

 これらで目的語の前に"la"がついているのは、材料の欄に書いてあるものか、そのステップの前で作ったものだから。"la"がついていないakvoは、材料欄には書いていなかった。