聴けて読める歌のサイト
エスペラントの歌/kantoのウェブサイトはいろいろあるが、歌詞やメロディだけでなく歌を聴こうとすると限られる。その中でも、私が知っている歌がいくつか入っているところといえば、次のKantaro というところだ。ここに12曲が収められているが、知っている歌について、原作や日本語訳も含めて紹介する。それ以外にご存知のがあれば、お教えいただきたい。
- La Fluanta Tajdo / 仮訳:上げ潮にのって ・・・この替え歌は元気付けにエスペラントでよく歌われる*1
- Donna, Donna / ドナドナ(本来Dona Dona となるべきもの)・・・Joan Baez/ジョーン・バエズが英語で歌ったので有名になった歌。*2
- Esperanto Estas la Lingvo Por Mi ・・・この替え歌もよく歌われる。*3 ◆この歌については明日に続く。
- Maldika Sorpo ・・・ロシア民謡。日本では「小さなグミの木」として知られる。*4
- Jen Via Mondo ・・・これもエスペラントでよく歌われる替え歌。*5
- La Iamo Longe For ・・・蛍の光。これはRobert Burns の詩でReto Rossetti 訳。*6
*1:ここには Irlanda popolkanto(アイルランド民謡)とあるが、もともとはアメリカ南北戦争時の行進曲Tramp! Tramp! Tramp!が、アイルランドにわたり、愛国の歌God Save Irelandとなったもの。これは札幌農学校校歌(後の北海道大学校歌)ともなったとのことである。
*2:ここには teksto: Itschak Katsenelson, muziko: Sholom Secunda とあるが、一説によると歌詞はAaron Zeitlin でイディッシュ語である。なお、イディッシュ語・英語・日本語の歌詞はここに収められている。また、エス訳者は、ここには出ていないが、Konisi Gaku/小西岳 である。
*3:元歌は My Bonny is over the Ocean で日本でも「マイボニー」として知られているようだ。
*4:エスペラントの題は「やせたナナカマドの木」であり、これが元の民謡の題に近い。この事情は記事参照。なお、このことに気付かせてくれたGlimiさんの記事に感謝する。
*5:元歌はアメリカの This land is your land というWoody Guthrie作曲の愛国的フォークソング