変わり数詞

 1月23日に代・数詞というのを書いたが、本来のエスペラントの数詞とは?標準的には次があげられる。

nul=0 unu=1 du=2 tri=3 kvar=4 kvin=5 ses=6 sep=7 ok=8 naŭ=9 dek=10 cent=100 mil=1000

 ここで終わらないのが、本ブログ。

  • un' = 1  これは、体操の掛け声などで、一音節でいうとき。 Un' du tri, un' du tri! などと使う。
  • sepen = 7 これは、sesとsepが近いので、聞き取りにくい、というときに使うものだそうだ。radioamatoro/アマチュア無線などの、聞き取りにくい環境で使われるとのこと。わたしはどの程度実際に使われているか、確認していない。

 もう一つ確認したいのが、日本では「105円」というとき、「百飛んで五円」ともいうが、こういう際に「cent kaj kvin enoj」とkaj を入れることがあるかどうか、である。
 ところで、物を数えるとき、日本語で「に・し・ろく・はち・とお」と数えていくことがある。これを試してみると、なかなかよいことに気付いた。

  • du, kvar, ses, ok, dek こうすると、kvar/kvin, ses/sep のようなややこしいのを避けるので楽に数えることができる。

 日本では、経済文書などで、「20,000円(弐萬円)」などと記して確認をとることがある。これに相当するのは、「20000 eŭroj (dudek mil eŭroj)」などと綴りを追加することがある。