シュモクザメ=martela ŝarko

 鮫(サメ)の仲間に撞木鮫(シュモクザメ)というのがいる。頭がTの字型をしていて、その両端に目がある。写真はここ。この「撞木」というのは、鐘などをならすT字型の棒のことだという。といっても、われわれにはぴんとこない。ところで、エスペラントでは、サメはŝarkoで、シュモクザメは martela ŝarko あるいは一語でmartelŝarkoというようだ。 marteloは槌、ハンマーであり、Sovet-unio / ソ連の国旗で旗が「martelo kaj falĉilo / ハンマーと鎌」が組み合わさっているのを覚えている方もいるでしょう。martelo / ハンマーの方が、日常用語で、わかりやすいように思う。もっとも、今あのサメに初めて名前をつけるなら、「ハンマーザメ」とでもしていたかもしれないと思う。