日本語起源のエスペラント

 これについては、最近いくつかのブログで展開があったので、それらを紹介しよう。

 これらの記事の元となった単語は、Vikipedioの次から取られたものが多い:

 ただし、このVikipedio は、エスペラント界の現状をかならずしも反映しているとは限らない。たとえば、名詞語尾-oで終わらないbiŝoŭnenのような語が収録されている。
 本来のエスペラント化した単語は、語尾の付け替えとか合成語とかがかなりできるはずである。例えば、柔道/ĵudoであれば、

  • 柔道場/ĵudejo、柔道家・柔道選手/ĵudisto、柔道で闘う/lukti ĵude のように。

 ところで、実話として、次のような話が伝わっている。。。あるエスペランチストが「金がないユダヤ人/Judoj sen mono」という本を読みながら電車にのっていたところ、傍若無人にふるまっていた電車の乗客がおとなしくなった、というもの。「ユダヤ人/judo」と表題にあったので、「柔道」の英語の本を読んでいる達人と思われたらしい、ということだった。
◆続きが1月18日の本欄にある。