窓とウィンドウ(ズ)

 建物で、壁に空いているのが fenestro/ 窓 である。昔、パソコンは、ekrano/ 画面に向かって、例えばdokumento/ 文書を書いていれば、それだけの作業で、終わってどこかにしまう、といった指示を画面に1行書いて、だんだん画面が下までいっぱいになると、次にその行がsupreniĝi /スクロールしていく、というものだった。
ところが、パソコン1台で同時に文書作成から interreta krozado / インターネット閲覧から、いろいろ同時にできるようになると、それらの別の仕事を別にわかりやすく切り分けておく必要がでてきた。そうして、画面を2分割、4分割するようになってきた。これがfenestro/ 窓=ウィンドウ の始まり。
実は、この「窓」は、通称Mako/ マックと呼ばれる、Makintoŝo/ マッキントッシュというブランドのパソコンがはじめだったのだが、後発勢力の Mikrosofto / マイクロソフトの方がのしてきた。そのときに採用したfasado / ユーザインタフェース名をブランドにした、「窓」を意味するWindows (ウインドウズ)であり、エスペラントでも Vindozo / ウィンドウズ という。
 まとめ:Vindozo とは Operaciumo/ オペレーションシステム(OS)名であり、このVindozo が画面を四角に区切って出すものは、エスペラントでは fenestro/ ウィンドウ という。