エープリルフール:ザメンホフの墓が・・・
aprilŝerco/エープリルフール、4月バカという風習はエスペラント界にもあって。。。今年、Ĝangaloというエスペラント界でのいろいろなニュースを報道するサイトに出たのが、
という見出しの記事。最初本気で読んでいた人も、この爆弾攻撃をしらせる匿名の電話があって、
- La nekonatulo deklaris esti ano de la terorgrupo 'Brigadoj de la Martiroj de Bofronto'.
- 匿名の人間は、テロリズム団体「ボフロンの殉教者軍団」を名乗った
というあたりでおかしいと気付く仕組み。Bofronto とは、Louis de Beaufront(ルイ・ド・ボーフロン)としてエスペラント運動の初期にフランスでがんばったが、後にIdoというエスペラント改造案を支持してエスペラントに反旗をひるがえした人のこと。こんな人の名前はエスペラント運動家(か、いまでも少しはいるIdo運動家)でないと知らない。
このブログの読者で、もし周りで上記のエープリルフールを信じている人がいたら、教えてやってください。というのも、数年前に、「ロシアのプーチンが、KGB時代にエスペラントをやって。。。」とかいうネタを、当日でなく数ヵ月後に発掘してきて世界に知らせた、という有名エスペランチスト(日本人ではない)がいたからです。