あめ玉、ボンボン=bombono

 あるいはキャンデーとよんでもよいのだろうが、エスペラントではbombono である。実は語源はフランス語などで bon, つまり bona/うまい、を2個重ねたものらしい。よってフランス語ではbonbon である。エスペラントでは、ザメンホフ時代からbombono であるが、これは bonbono とすると「良い上に良い」といった合成語となってしまう(既にplenplena/あふれんほどに一杯、といった合成語がある)のを避けたからのようだ。
 この派生語にbombonujo /ボンボン入れ、キャンデー容器、というのがある。これには、フランス語からはいった「ボンボニエール(bonbonniere)」というのがあって、たまにニュースになる。皇室関係者の結婚の引き出物に使われるからである。
 karamelbombono がキャラメル。これは karamelo だけでは「カラメル」という、シロップ状のものをさし、bombono をつけて、あめ玉としてなめる小さな粒になったもの。