RE:の起源

「elektronika letero ないし retletero/電子メール」を書くとき、よく返信のtitolo/表題に、相手の表題にre:を冠して使われる。日本語、英語、・・・エスペラントでも共通の習慣だ。エスペラントだと、respondo/返事、あるいはre-/(返すことの接頭辞)で、覚えやすいのだが。。。 語源としては、実はラテン語の前置詞のre(意味は「…について」、エスペラントのpri)といわれる。
 なお、retlisto/メーリングリストなどで、話題がre:でつながっている一連のメールを称してfadeno/スレッド という。これはもとのfadeno/糸の派生で、物語の「あらすじ」のこともいう。日本では英語のthreadの音訳が導入された。
 このre:でスレッドがつながっていくうち、話題の中心が他のことに移ることはよくある。このとき、前の表題(仮にaaa)を展開して、新しい表題(仮にbbb)に移るときは、次の記法がよく使われる:
bbb(estis re:aaa)。